2009年6月アーカイブ

 昨年10月に開始した国内クレジット制度について、6月19日(金)に、第5回国内クレジット認証委員会が開催され、国内クレジットの認証申請があった3件が認証されたそうです。

 これによって、制度開始後初の国内クレジットが創出されました。
kouen.jpg 横浜山下公園で6月28日、自然とつながりながら太極拳をするアウトドアフィットネス「横浜TAI-CHI(ヨコハマ タイチ)」が開催されました。

 同イベントは、緩やかな動きで長時間筋肉を緊張させ呼吸と調和させる太極拳を、緑の多い山下公園内で横浜ベイエリアの景色を楽しみながら行うものです。
環境と健康を見つめ直すことを目的としています。

 

 経済産業省は、普及策が遅れている風力などの新エネルギーについて、新たに導入目標を設け、普及を促進することになったそうです。

 米下院は26日、温室効果ガスの大幅な削減に向けたさまざまな対策を盛り込んだ「米国クリーンエネルギー・安全保障法案」を可決しました。

NY.jpgニューヨーク中心街に18日、大気中の温室効果ガスの総量を表示する電光掲示板が登場しました。

ドイツ銀行が設置したとのこと。

世界初の科学的に根拠のあるとされるリアルタイム計測を、高さ約21.3メートルの巨大掲示板に表示するそうです。

株式会社アウトバーンの発行する音楽雑誌「remix」がカーボンオフセット宣言をしました。

【リミックスカーボンオフセット宣言より抜粋】
「雑誌」がその形を残すことを未来の財産と考えるならば、その財産を残す未来の地球のあるべき姿に思いを馳せて、「remix」は2009年8月号から、「カーボンオフセットマガジン」になります。


PVJAPAN.jpeg 世界の太陽電池メーカーが日本で攻撃をかけ始めました。

最大市場の欧州が不況と助成政策の見直しで低迷しています。多くのメーカーが、変わる成長市場として日本に焦点を定めたそうです。

24日に千葉市で始まった太陽電池見本市「PVJapan」には新規参入を狙う海外企業と、迎え撃つ国内大手企業が勢ぞろいしました。
シャープなど国内4社が寡占する市場構造は崩れるのでしょうか。



EV_ani-thumbnail2.gif東京都道路整備保全公社のプレスリリースより

 

 東京都道路整備保全公社は22日、電気自動車(EV)の充電インフラ整備の一環として、東京都内14か所に充電設備を設置、7月1日より運用を始めると発表しました。

 林野庁は16日、宮脇方式の植樹法で知られる横浜国大の宮脇名誉教授の協力によって広島県呉市で植樹を行い、全国の森林管理局職員ら参加した約70人が、12種の広葉樹約2000本を植えたそうです。
財団法人環境情報センターの6/1から始まった「エコナビ」は、利用者の登録など、アクションごとに、カーボンオフセットを1Kgしていくそうです。

エコナビサイト:http://econavi.eic.or.jp/

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小田急電鉄のニュースリリース(PDFファイル)より

 環境省は19日、チーム・マイナス6%のチーム員企業である小田急電鉄が、臨時特急列車「湘南マリン号」の冷房時の車内温度を通常よりも1-2度高く設定する試験的な取り組み「クールビズトレイン」を行うと発表しました。

CO2p.jpg 2009年6月に発表された研究によると、先史時代の単細胞プランクトンに含まれる化学物質を調べたところ、過去200万年間で、大気中のCO2濃度が現在ほど上昇した時代はなかったことが判明したそうです。

cocktailmenu.jpgワタミのウェブサイトより

 

 ワタミは環境・社会貢献活動として実施する「ブラックイルミネーション2009」キャンペーンの一企画として、6月21日?30日の10日間、国内外食チェーンで初めてカーボンオフセット付きオリジナルカクテルを販売し、その収益をNPO法人へ寄付するそうです。

4259S.Par.57247.File.gif三菱自動車のプレスリリースより

 

 三菱自動車は18日、スギの間伐材から自動車用の樹脂部品を生産する技術を、バイオ関連ベンチャーなどと共同で開発したと発表しました。

bon.jpg ドイツのボンで開かれていた国連気候変動枠組条約(UN Framework Convention on Climate Change、UNFCCC)の作業部会で打ち出された温暖化ガス排出削減の中期目標では地球温暖化は防げない --- こうした研究結果が11日、英科学誌『ネイチャー』(電子版)に掲載されました。

2009-04-30-5.jpg 林野庁が「木材認証法案」の検討を進めているそうです。

 循環利用や合法性などを指標にして木材を認証し、自主的に表示する仕組みをつくる方針とか。

 同法案検討室が中心となって作業を進め、来年の通常国会での法案提出を目指しているそうです。

 コクヨは社有林を持つ企業向けに、その山林の間伐材で作ったオフィス家具を販売する事業を始めたそうです。

title_cop_mark.jpgNTTデータ経営研究所のウェブサイトより

 

 TTデータ経営研究所が主催する「カーボンオフセット・プロダクツ・プロジェクト(COP)」は、コープネット事業連合会が6月21日に千葉県にて稼動を始める「印西冷凍センター」においてカーボンオフセットを実施するそうです。

 埼玉県などは6月下旬から7月にかけ、同県熊谷市と草加市の繁華街で、22時以降に店舗のネオンやオフィスの照明を消すことで削減できるCO2量などを調べる社会実験を行うそうです。

 2009年6月20日夏至前夜(土) - 7月7日(火)
http://www.candle-night.org/

 キャンドルナイトウィークがスタートします!
6月21日午後8時〜10時、東京タワーなど、約5万9000の施設が一斉にライトダウンします。
 日本旅行業協会(JATA)は地域交流と環境保全のため、2009年から5年間、植林、間伐活動を実施するそうです。

 フランスのエコロジー・持続可能な開発国土整備大臣は3日、2020年までのエネルギー基盤計画を公表しました。

toyota.jpgトヨタ自動車のニュースリリースより

 

 トヨタ自動車は10日、ドライバーがどれだけエコドライブを実践できたかに応じて、トヨタを通じて社会貢献活動に寄付ができる新サービスを始めると発表しました。

 三菱重工業は石炭を燃料に使いながら、地球温暖化の原因となるCO2を大幅に抑える次世代型の火力発電所をオーストラリアに建設するそうです。

商業運転も可能な大規模な次世代型石炭火力発電所の建設は世界で初めてなんだとか。

受注総額は約2000億円の見通しで、2015年の稼働を目指してるそうです。


matuzakaya.jpg 上野松坂屋は6月1日、生ゴミ処理施設を開設し運用を開始したそうです。

 同施設は同日にオープンした駐車場地下に開設だそうです。
これにより、1日に館内で出る約750キログラムの生ゴミの処理を、外部委託から自社で処理する方式に切り替えるんだとか。



 麻生首相は10日、首相官邸で会見し、2020年までの温室効果ガス排出削減目標(中期目標)を「05年比15%減」にすると発表しました。13年以降 の国際的枠組み(ポスト京都議定書)の合意期限である今年末の国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)に向けて、政府はこの目標値で国際 交渉に臨みます。

 麻生首相は、「21%減」を求める 斉藤鉄夫環境相、更なる削減を求めるNGOらに配慮しつつ、「4%減」を求める経団連など経済界にも配慮したカタチで15%で落ち着いたようです。
ekokonbini.jpg 京都市は8日、市庁舎内に環境重視のコンビニエンスストア「エコ・コンビニ みやこスタイル」(約18平方メートル)を23日に開店すると発表しました。

ペットボトルやビン、缶入り飲料は一切販売せず、客が持ちこんだ容器に飲料を入れるディスペンサー方式を全国で初めて採用するそうです。

レジ袋や割りばしも出さないとのこと。



 住友林業と住友信託銀行は6月より、住友林業専用の「CSRローン」の取り扱いを開始したそうです。

CSRローンとは、環境配慮の面で何らかのプラスアルファのある住宅について、金利引き下げを適用する住宅ローンです。

今回、住友林業が販売するCO2排出量削減効果の高い住宅を建築する顧客を対象に、住友信託銀行が特別に金利を引き下げた住宅ローンを提供するそうです。

店頭表示金利より年1.55〜2.40%引き下げるんだとか。

 経済産業省は電気自動車の充電拠点の整備に向け、今夏にもガソリンスタンドで充電し、ICカードや自動料金収受システム(ETC)で料金を徴収するシステムの実証実験を始めるそうです。

 フランスのエコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省はこのほど、2006年に導入されたエネルギー効率化証書制度により、600億キロワットアワー以上の省エネを実現したと発表しました。

mokuzai.jpg CO2排出削減が叫ばれる中、燃料としての木材が注目を集めています。

 スウェーデンのバッテンフォールや独RWE、米エレクトリック・パワーなど電力会社は、一部の発電所で燃料として木材チップなどを使い始めました。木材は再生可能で石炭より割安だからなんだとか。

 これまでのところ、木材発電の増加が紙の価格や森林破壊に影響を与えることもないようです。
地方公共団体及び事業者等を対象とした「オフセット・クレジット(J-VER)制度」に関する全国説明会が、6/1から始まってるそうです。

 ※J-VER制度に関しては、下記のHPを御参照ください。
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/carbon_offset.html
今後の日程・開催場所は以下のとおりです。

大阪・札幌会場は既に受付を締め切っている様ですが、他の会場についてはまだ若干の余裕があるとの事。
また、好評のため、東京会場では6/29に追加開催するとの事。 説明会では、環境省担当者からのJ-VER制度の説明のほか、個別相談も受け付けているそうです。

 全国の自治体で、省エネ機器の購入などを後押しする「地域版エコポイント制度」を、国とは別に導入する動きが相次いでいるそうです。

C901_GreenHeart_Image18.jpg Sony Ericssonは4日、環境に配慮したケータイを発表しました。「C901 GreenHeart」「Naite」の2機種で、いずれもカーボンフットプリントが従来製品よりも15%少ないそうです。
財団法人環境情報普及センターはこのたび、エコライフの取り組みやアイデアに関する情報提供と交換・交流を目的とした環境コミュニティサイトEICネット「エコナビ」を6月1日(月)にオープンしたそうです。

EICネット「エコナビ」は、エコライフの実現に向けた情報の提供とコミュニケーションの場を提供し、より多くの方々がエコライフに取り組んでいけるようなきっかけづくりをお手伝いしていくとのことです。

詳しくは、コチラからご覧下さい。

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環境省の報道発表資料別紙(PDF)より


 全国理容連合会は、全国7万5千店舗の理容室を「クールビズ理容室」として、理容室の冷房時の室温を28度にして営業するそうです。
 

太陽電池出荷11%減

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 太陽光発電協会(JPEA)は、会員の日本メーカーによる2009年1月?3月期の太陽電池セル/モジュール出荷量が前年同期比11%減の244.3MWだったと発表しました。

 JPEA統計の太陽電池出荷量が前年実績を割り込むのは6四半期ぶり。前期比でも22%減となっています。

 国内向けは住宅用、産業用ともに伸びて前年同期比18%増、前期比でも12%増の73.3MW。一方で、海外向けは前年同期比19%減の171.0MWと低迷したようです。

 関東地方の10都県の知事らが3日、政府が来週にも決定する温室効果ガスの中期目標について、15%以上の削減を求める緊急提言を行ったそうです。

 日本フランチャイズチェーン協会(JFA)は、コンビニの店舗に太陽光発電装置や電気自動車を導入する計画を発表しました。

 埼玉県川口市では、2009年4月1日から「地球温暖化」を「地球高温化」の名称にして用いています。「地球温暖化」という言葉では、温暖で過ごしやすいという印象があって、この名称の変更は地球が直面している自然環境の危機的状況を認識してもらうことを目的としているそうです。

関西電力は29日、CO2の排出削減に協力する見返りに温室効果ガスの排出枠を買い取れる「国内クレジット制度」のCO2削減事業として、新たに4件の事業を申請したと発表しました。

これらの事業は、京都大学や奈良県の平群温室バラ組合において、空調設備への高効率空冷ヒートポンプの導入をはじめ、高効率な電化機器などへの更新により排出量を削減するもの。

4事業合計で7584 トンのCO2排出量の削減を見込んでいるとのこと。

また同日、4月15日に申請している滋賀県の今津サンブリッジホテルでのCO2排出削減事業が、国内クレジット認証委員会にて承認されています。
 経済産業省は、カーボンフットプリント制度の構築に向けた試行的取組として、平成21年度より、「カーボンフットプリント制度試行事業」を開始するそうです。

 まず、第一段階として、平成21年6月1日より、「カーボンフットプリント算定・表示試行事業」において、商品種ごとの算定・表示のルールとなるPCR(商品種別算定基準)の策定のための計画(「PCR原案策定計画」)の登録申請の受付を開始するとのこと。

 同省では、低炭素社会の実現に向けた温室効果ガス排出量の「見える化」のため、事業者の本試行事業への積極的な参加を呼びかけているそうです。

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