麻生首相は10日、首相官邸で会見し、2020年までの温室効果ガス排出削減目標(中期目標)を「05年比15%減」にすると発表しました。13年以降
の国際的枠組み(ポスト京都議定書)の合意期限である今年末の国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)に向けて、政府はこの目標値で国際
交渉に臨みます。
麻生首相は、「21%減」を求める 斉藤鉄夫環境相、更なる削減を求めるNGOらに配慮しつつ、「4%減」を求める経団連など経済界にも配慮したカタチで15%で落ち着いたようです。
麻生首相は、「21%減」を求める 斉藤鉄夫環境相、更なる削減を求めるNGOらに配慮しつつ、「4%減」を求める経団連など経済界にも配慮したカタチで15%で落ち着いたようです。
中間目標をめぐっては、EU(欧州連合)が13%減、米国が14%減を打ち出していますが、海外からの排出枠購入を含めた数値だけに、政府は国内の削減努力だけを積み上げた"真水"で上回る目標だと強調しています。
前回の京都議定書では、日本の高度に進んだ省エネを主張しきれず、6%削減となりましたが、今回のCOP15では、各国の公平な分担をキチンと求め、日本 だけが地球温暖化対策に大枚を払う様なことのないように、全ての主要排出国にも厳しい数値目標を担保してもらいたいと思います。
前回の京都議定書では、日本の高度に進んだ省エネを主張しきれず、6%削減となりましたが、今回のCOP15では、各国の公平な分担をキチンと求め、日本 だけが地球温暖化対策に大枚を払う様なことのないように、全ての主要排出国にも厳しい数値目標を担保してもらいたいと思います。