三菱重工業は石炭を燃料に使いながら、地球温暖化の原因となるCO2を大幅に抑える次世代型の火力発電所をオーストラリアに建設するそうです。
商業運転も可能な大規模な次世代型石炭火力発電所の建設は世界で初めてなんだとか。
受注総額は約2000億円の見通しで、2015年の稼働を目指してるそうです。
石炭は価格が安く 埋蔵量も多いため、資源国や途上国だけでなく、米欧でも発電用の需要が根強いです。
CO2を大幅に減らす技術として市場が広がる可能性があるとのこと。
三菱重工は近く、豪クイーンズランド州政府が全額出資するプロジェクト運営会社と事前の事業化調査のための契約を結ぶそうです。
2年後にもプラント建設一式を受託する見通しなんだとか。
要請があれば三菱商事とともに運営会社に少額出資して経営参加することも検討しているそうです。