バイオ燃料の最近のブログ記事

キートケロス・サルスギネウム.jpg 香川大瀬戸内圏研究センターの一見和彦准教授のグループは17日、高松市内の河口干潟に生息する植物プランクトン珪藻(けいそう)が、世界で最も速いスピードで増殖し、最大で通常の10倍の速度で増殖することを発見したと発表しました。【写真:キートケロス・サルスギネウム(香川大瀬戸内圏研究センターの一見和彦准教授提供)
 日本コカ・コーラは7月2日、「コカ・コーラサスティナビリティレポート2002」を発表しました。
味の素ボイラー.jpg 味の素は、「味の素」など「うま味調味料」を製造するブラジルやタイの工場で、原材料となるサトウキビやキャッサバ芋の絞りかすというバイオ資源を再利用し、燃料として再利用する取り組みを始めました。 製造工程に使う蒸気を作り、燃料費の1割削減とCO2排出量削減を狙います。同社が進める資源循環「バイオサイクル」の一環で、ほかの工場にも順次広げていく方針とのこと。【写真:ブラジル、サンパウロ州にある味の素のラランジャル・パウリスタ工場のボイラー  MSN産経ニュース】

 米バイオ燃料メーカーはここ10年間、大きな期待を担ってバイオ燃料の開発を進めてきましたが、成功か失敗かを左右する重要な岐路に差し掛かっています。次世代バイオ燃料の生産施設がまもなく本格稼働するからです。
 栃木県産業技術センター(宇都宮市)は独立行政法人の森林総合研究所(茨城県つくば市)と共同で、スギの樹皮からバイオ燃料のエタノールを生成する技術を開発しました。
 NEDOは、木質バイオマスからバイオエタノールを効率よく低価格で生産する技術を確立するために、広島県呉市にある王子製紙呉工場内に試験用パイロットプラントを建設して実証試験を開始します。本プラントでは、木質バイオマスを1日あたり最大処理量は1トン使用して、バイオエタノールを250~300リットル生産することが可能で、試験用パイロットプラントとしては国内最大級の規模となるそうです。

 新日鉄エンジニアリングが石炭の代替燃料として植物系廃棄物を活用する「バイオコークス」事業に参入するそうです。
 熱帯雨林を伐採しアブラヤシを植林すると、森林が本来ため込むことができた炭素量が30年後で65%減っていたことが、国立環境研究所(つくば市)などのチームの分析で分かりました。
 トヨタ自動車グループの豊田中央研究所(愛知県長久手町)は20日、太陽光、水、CO2のみを原料に、人工光合成を実現する技術を開発したと発表しました。

紙ごみからバイオ燃料

 京都市と日立造船は、市内の家庭や事業所から排出される生ごみと紙ごみを原料にバイオエタノールを作る実証事業を共同で行うと発表しました。

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