気象情報の最近のブログ記事

 地球温暖化が進むと2070年代の8月の平均最高気温は東京、大阪、 名古屋で現在より2度以上高くなり、名古屋と大阪は35度以上の「猛暑日」状態という予測を、筑波大の日下博幸准教授(気候学)らの研究チームがまとめました。
 世界気象機関(WMO)は23日、2001~10年までの10年間の世界平均気温が1961~90年の平均より0・46度高い14・46度と推定され、1850年以来「最も高温な10年間」だったと発表しました。
 米航空宇宙局(NASA)は19日、2011年の世界平均気温は1880年の観測開始以来、9番目の暖かさだったと発表しました。
amazon.jpg 地球温暖化の影響で、緑豊かな南米アマゾン川流域が今世紀末までに乾燥化する恐れがあるとの分析を、国立環境研究所(茨城県)のチームがまとめました。
 国立環境研究所などは、宇宙航空研究開発機構の温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」を使い、地球上のCO2の吸収・排出量をより正確に推定したと発表しました。将来の気候変動モデル作成に応用可能といいます。
himayara.jpg 地球温暖化による気温の急上昇で中国のヒマラヤ氷河が溶解しており、動植物の生息地や観光業、経済発展を脅かしているとする論文が、25日の英学術誌に発表されました。
TKY201110220140.jpg本来は南九州や四国などの温暖な海に多いテーブルサンゴの一種が静岡県・伊豆半島沖に群集を作っていることが国立環境研究所(茨城県つくば市)の調査で分かりました。水温の上昇が原因で起きるサンゴの「北上現象」の一つとみられます。

 東京大学大気海洋研究所の高薮縁教授らの研究グループが、世界の気象関係機関が開発したコンピューターシミュレーション「気候モデル」を用いて、地球温暖化に伴う日本の気象現象について将来予測をまとめました。
K10059912211_1110030507_1110030515_01.jpg有害な紫外線を遮るオゾン層の破壊が北極圏の上空で進み、南極のオゾンホールに匹敵する規模になっていることが、国立環境研究所など国際的な研究グループの調査で初めて確認されました。今後、北極圏周辺の北欧やロシアなどで、環境への影響が懸念されると警告しています。

 台風襲来のたび、豪雨に見舞われる日本列島。日本気象協会は台風12号による紀伊半島の記録的豪雨を踏まえ「地球温暖化などで、日本でも総雨量2000ミリが『想定外』と言えない時代に入った」との見解をまとめています。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち気象情報カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは温室効果ガスです。

次のカテゴリは国内排出量取引です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

環境ブログ

環境ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。


Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。