世界気象機関(WMO)は23日、2001~10年までの10年間の世界平均気温が1961~90年の平均より0・46度高い14・46度と推定され、1850年以来「最も高温な10年間」だったと発表しました。
うち9年間の年平均気温は過去10番以内に入っており、地球温暖化が深刻になっていることが裏付けられました。11年も南米ペルー沖の海面水温が低く なる「ラニーニャ現象」が続いていたにもかかわらず11番目の暑さでした。WMOは温暖化対策が「待ったなし」の状態だと警告、国際社会の協調を訴えました。
平均気温の上昇は特に1971年以降が顕著。1881年から2010年まで10年ごとの平均気温は平均0・06度上昇しているのに対し、1971年以降の10年ごとの平均気温は平均0・166度も上昇。過去最も高温だった年は2010年で、05年が2位となっています。ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。