三菱ケミカル系企業が豪州で植物工場の実験 太陽光を利用

 今月4日、三菱ケミカルホールディングス(HD)グループの三菱樹脂アグリドリーム(MPAD)と地球快適化インスティテュート(TKI)は、オーストラリアの農業試験場で太陽光を利用した植物工場の実証実験を開始したと発表しました。

 両社は、豪ビクトリア州の第1産業省の関連会社「アグリカルチャー・ビクトリア・サービシズ」(AVS)と共同で、同州のノックスフィールド農業試験場で実証実験を行います。

 2010年7月からTKIが水不足に悩む同州政府と節水型農業技術について協議。MPADの太陽光利用型植物工場が、節水型農業に貢献できるとの観点から、3社で昨年11月、実証実験に関する契約を結びました。

 MPADの閉鎖型の苗生産システムや葉菜類用の養液栽培システムを設置し、ホウレンソウなどの葉菜類を栽培します。ホウレンソウでは通常の土耕栽培に比べ、約5倍の年間20作が可能になります。

(Sankei Biz)

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このページは、green plusが2013年4月 8日 10:57に書いたブログ記事です。

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