風力発電の業界団体でつくる「世界風力エネルギー協会」は15日までに、2012年の世界の風力発電における累積設備容量は中国や欧米が引っ張る形で前年同期比19%増え、約2億8248万キロワットに達したと発表しました。
協会によると、12年の年間増加量の1位は中国で、大型の原発10基分に相当する約1320万キロワットの増加。2位は米国(1312万キロワット)、3位ドイツ(約244万キロワット)でした。日本は12年の1年間に8万8千キロワット分導入されましたが、増加率は約3%にとどまります。
累積設備容量では欧州連合(EU)が依然として世界トップです。世界の累積設備容量に占める割合はEUが37.5%で、以下中国(26.8%)、米国(21.2%)、インド(6.5%)、カナダ(2.2%)と続きました。
欧州は洋上風力発電所の新設でも世界トップの座を維持し、2012年に新設された設備容量130万キロワットのうち90%が洋上に設置されました。
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