環境省は25日、今年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量予測(第2報)を発表しました。前年春と比較すると、一部の地域を除き全国的に多くなると予測。北海道や中国地方の一部では例年よりやや少ないものの、それ以外は例年並みか例年を上回り、特に関東と北陸は大きく増える見通しです。
予測飛散量は先月の第1報に比べ、全体的にさらに多めになりました。少なかった昨年春に比べると、さいたま市や名古屋市で6倍を超える予測となっています。また、全国的にピーク期間が長く、最も花粉飛散量が多くなる期間も前シーズンに比べ早まると予測されています。
スギ花粉の飛散開始がもっとも早いのは、山口県の一部で2月上旬ごろ。その後、飛散地域が北に広がり、3月下旬ごろには北東北と北海道でも飛び始めます。全国的には例年より3日前後遅いとの見込み。関東では、3月上旬から中旬にピークを迎えるといいます。
環境省はピーク前の2月中旬に第3報を出す予定。
(朝日新聞apital) (リセマム)
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