ミサワホームは今月7日、CO2排出量の削減を街全体で図る「スマートタウン」を埼玉県熊谷市で開発すると発表しました。建設する73戸の住宅全棟を生活に必要なエネルギーを自給する「ゼロエネルギーハウス」仕様にするとのこと。
今回の開発予定地は、JR高崎線籠原駅から徒歩14分の位置にあり、開発面積は約1万8600平方メートル。平成26年中に造成を終え、27年夏頃の販売開始を目指します。
全棟を太陽光発電システムやHEMSなどの先進の環境設備を採用した「ゼロ・エネルギー・ハウス仕様」とし、街全体の温熱・風環境のシミュレーションを 実施して効果的な微気候デザイン設計を導入。街全体のCO2排出量の大幅削減に取り組む予定です。タウン内の公園に設置する気象観測装置で、気温や湿度、風向、風速などを計測し、その情報を住民専用のウェブサイトで公開することで環境に配慮した行動喚起も行うとのこと。
熊谷市は全国屈指の快晴日数の多い地域です。この特性を利用した省エネ型のまちづくりを進めており、開発企業としてミサワホームを優先交渉権者に選びました。