
8月25日、沖縄気象台は台風15号の接近に伴い、最大級の警戒を呼びかける異例の記者会見を開きました。中心気圧910ヘクトパスカル、予想最大瞬間風速70メートルを記録しました。沖縄、奄美大島などで死傷者を出し、北上した韓国済州島沖で中国漁船を座礁させ、北朝鮮で少なく とも48人が死亡。続く16号も一時910ヘクトパスカルに勢力を強め沖縄、九州・中国地方に大規模停電などを招きました。
気象予報士によると、「スーパー台風が頻発している背景には、地球温暖化との関係が指摘されています。台風のエネルギー源は、海水から供給される水蒸気が雲粒になる時に放出される熱。台風が発達するには、海水の温度が約28度以上なければならず、一般には北上するにつれ勢力は弱まる。ところが、緯度の高い海域でも海水温が高まっているため、勢力を維持したまま日本列島に近づくケースが増えている」と解説しています。
(毎日新聞)
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