CO2削減に鉄道コンテナ使用呼び掛け JR貨物などが企業にPR

鉄道コンテナ.jpg 今月24日、JR貨物や運輸業者などでつくる鉄道貨物協会東北支部と仙台地方通運業連盟は、仙台市宮城野区の仙台貨物ターミナル駅で、鉄道コンテナ見学会を開きました。見学会は昨年に続き2回目。鉄道輸送の実績が少ない東北の企業にPRし、CO2の排出量削減につながるコンテナ利用の拡大を呼び掛けました。【写真:大型コンテナを貨車に載せる荷役作業のデモンストレーションがあった見学会  河北新報】

 見学会には飲料や機械メーカーなど約30社から54人が参加。協会東北支部の峯昭彦事務局長がコンテナの種類、輸送事例、鉄道輸送の利点などを解説し、特殊車両で大型コンテナを貨車に載せる荷役作業も紹介しました。

 JR貨物によると、鉄道輸送はトラック輸送と比較し、CO2の排出量が6分の1に抑えられます。1編成に最大100個のコンテナを積載でき、輸送力は10トントラック50台分に相当します。ですが、鉄道輸送の利用率はトラック64%に対して4%にとどまっています。

 JR貨物東北支社の真貝康一支社長はあいさつで「東日本大震災の災害廃棄物も運搬している。環境に配慮し、輸送手段を鉄道に切り替える企業は増えており、さらに利用を拡大したい」と強調し、輸送手段を転換するモーダルシフトを促しました。

(河北新報) 


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このページは、green plusが2012年10月25日 23:00に書いたブログ記事です。

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