調査は09年から始め、今年で4回目となります。全国の大学781校を対象にし、184校が回答し、省エネや環境保護、環境教育などの取り組みを点数化して順位を付けました。
1位には、太陽光発電設備に力をいれる日本工業大(埼玉県宮代町)。2位はフェリス女学院大(横浜市)、3位には東京大が入りました。東大は節電や節水などを強化したとのこと。
CO2排出量は調査を始めて以来、初の減少に転じました。88%にあたる130校が10年度に比べて減らし、11校は2割以上を削減。東北公益文科大(山形県酒田市)は32%の削減を達成しました。照明器具を必要最低限にしたり、エアコンの温度を抑えたりなどの節電策が奏功したといいます。電力やガスなどの使用量を尋ね、環境省の換算式を基にCO2排出量を算出ました。
エコ・リーグの担当者は「11年度は震災直後で無理な節電をしていた大学もあり、12年度は反動で排出量が増える可能性がある。今後、大学と学生の連携を促し、省エネを進めていきたい」としています。
(日本経済新聞)
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