北極海の海氷面積、温暖化の影響で最少記録を更新

 今月20日、宇宙航空研究開発機構は北極海の海氷面積が、349万平方キロ・メートルになったと発表しました。1978年に観測を始めて以来の最小記録を更新したとのこと。

 宇宙機構の観測衛星「しずく」で確認しました。海氷面積はその後、冬に向けて気温が下がり始めたため増加に転じており、これが観測史上の最小記録になるとみられます。

 宇宙機構は「地球温暖化の影響が出ている」とみています。北極海では近年、薄い海氷が多く、解けやすい状態だったことに加え、8月上旬に大型の低気圧が発生し、海氷が海水とともにかきまぜられたことで縮小が進んだといいます。

 環境保護団体は「このままでは北極の氷が消失してしまう。各国は積極的な温暖化対策を取るべきだ」と訴えています。北極は特に地球温暖化による気温上昇の影響を受けやすいとされています。

ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。

環境ブログへ

トラックバックURL: http://eicnet.sakura.ne.jp/mt5/mt-tb.cgi/1374

このブログ記事について

このページは、green plusが2012年9月20日 23:40に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「「原発ゼロ」見直し、閣議決定見送り」です。

次のブログ記事は「「ウルトラマンの森」で植樹 森林再生プロジェクト」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

環境ブログ

環境ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。


Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。