経済産業、環境両省は18日、地球温暖化対策の一環として、CO2など温室効果ガスの排出削減に関連し、それぞれが所管する国内の認証制度を2013年度に統合する方針を決めました。
両制度の対象や排出削減量の算定方法などを一本化し、企業などが利用しやすくします。新制度は20年度までとし、21年度以降の枠組みは改めて検討するとのこと。両省の検討会がこの日提言しました。
経産省が農林水産省などと所管する制度は「国内クレジット制度」。一方、環境省側は「オフセット・クレジット制度」。
両制度は08年に始まりましたが、制度拡充に伴い内容が似通ってきていました。ともに京都議定書の第1」約束期間の最終年次に当たる12年度末でいったん終える予定だったため、これを機に再編するとのこと。
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