エネファームは、自宅で天然ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させて発電する家庭用発電システム。発電時に発生する熱でお湯を作ることもでき、エネルギーを無駄なく使うことができるのが特徴。家庭から出るCO2排出量を従来の約40%削減できるとされています。
今回、万博公園にある大阪ガスのショールームDILIPA 内に設置されたエネファームだけでラジオ機材を動かすことで、1時間半の番組放送によるCO2排出量は約64gまで押さえられ、通常の放送よりも約40%の削減に成功しました。電源にエネファームだけを使ったラジオ放送は、世界で初めてだったとのこと。
番組では、エネファームと太陽光発電を組み合わせた「ダブル発電」についても紹介されました。太陽光発電で作った電力は電力会社に売ることができるほか、家庭で消費する電力の75%をエネファームでまかなえるため、光熱費を削減できます。参加者は、興味津々の様子で家計に優しい情報に耳を傾けていました。
大阪ガスは、より発電効率が高く、低価格かつ小型の新型エネファームの発売を2012年4月2日に予定しているとのこと。新型エネファームは従来と比べて、家庭での年間CO2排出量を約1.4トン削減、年間の光熱費は約7.5万円(戸建住宅4人家族の場合)節約できるそうです。
(読売新聞)
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