再生可能エネルギー普及を進める県の「エコタウン計画」で、秩父市は、メガソーラーの設置など県側に示している具体的な検討内容を明らかにしました。県は既に候補地として同市など5市町を選び、4月に2か3の自治体を最終的に選んで計画を実施に移す方針だそうです。
市によると、メガソーラーは既に民間の研究会が検討しており、約1メガワットの発電能力を持ち、2万平方メートル規模の太陽光パネルを敷き詰める構想。秩父は全国有数の晴天率で、土地に余裕があるとし、市長は「県と連携し、市も支援したい」としているそう。
同市では既に、木材チップをいぶしてガスタービンを回す「木質バイオマス発電所」が稼働し、延べ約1万2千時間の運転実績があります。また、家庭や学校給食のてんぷら油を集めて精製する「バイオディーゼル」で、公用車7台分の燃料を賄っています。このほか、地元企業3社のLED照明を使う地産地消省エネ運動、秩父産木材によるエコハウス、小河川などでのマイクロ水力発電、風力発電やスマートグリッド事業など、エコタウン指定に向けて多彩なメニューをそろえました。
市長は「森林や水が豊かな秩父らしい省エネや創エネを進めたい」と言っています。(東京新聞)
全国各地で、地産地消のエネルギー創出計画が始まっています。秩父市はすでにいくつかの実績もありますから、メガソーラー構想も、市民の合意が得られそうですね。
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