中国国務院(政府)は9日、温家宝首相が主宰する常務会議を開き、国民経済の新中期計画「第12次5カ年計画」で定めたCO2排出量の削減目標を達成するための行動計画を承認しました。
今月末から南アフリカで開かれる気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)でCO2削減に取り組む姿勢をアピールする狙いとみられています。
中国は世界最大の温室効果ガス排出国。5カ年計画では国内総生産(GDP)単位当たりのCO2排出量を2010年比で17%削減するとの目標を掲げています。
行動計画によると、中国は省エネ型の産業構造へ転換を急ぎ、企業の排出基準を明確化。社会全体でCO2削減運動を実施するとのことです。
(産経ニュース)
COP17では排出国上位3位を占める米中印も含めた枠組みが成立することを期待しています。
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