発泡スチロールなど漂着ゴミを資源化する装置

発泡.jpg 海岸に漂着する大量のごみの処理が問題となっている長崎県対馬市で、発泡スチロールなどを油にする移動型熱分解装置が披露されました。
 大学や企業、NPOなどでつくる「日本マリンエンジニアリング学会」の海洋浮遊ゴミの処理システムに関する調査研究委員会が企画しました。同委員会は、廃棄物から得られた油で、環境に配慮した、小規模な経済圏を運営する事業に取り組んでいます。

 装置は縦横とも約2メートル、奥行き約1メートルで、ロート製薬と廃棄物のリサイクル装置を手がけるアースリサイクル(兵庫県太子町)が共同開発。発泡スチロールやプラスチックに熱分解や冷却などの処理を施し、軽油に近い成分の油をとることができるといいます。

 神戸大の練習船「深江丸」に積まれた装置は、対馬市厳原町の厳原港に運び込まれ、岸壁では、集まった市民に油にするまでの処理の流れなどが説明されました。

読売新聞

大きい装置は従来からありますが、このような小型のものは初めてではないでしょうか。移動運搬が容易となれば様々な利用方法が期待できます。

 

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このページは、green plusが2011年9月 8日 11:14に書いたブログ記事です。

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