国際エネルギー機関(IEA)は、今後50年以内に世界の電力の半分は太陽エネルギーを利用したものになるとの見通しを示しました。
環境を破壊する地球温暖化ガスの排出量が削減されるという。
IEAの再生可能エネルギー部門のシニアアナリスト、セドリック・フィリバート氏は、30日までに電話インタビューに応じ、2060年までに太陽光発電所や太陽熱発電所による電力供給は、世界の電力需要をほぼ満たし、全エネルギー供給の半分に上るとの見通しを示しました。
残りの電力は風力や水力、バイオマスを利用した発電で供給されます。
フィリバート氏は「太陽光発電(PV)と集光型太陽発電(CSP)を合わせた発電量は大きな電力供給源となる」とし、「電力需要は現在より相当高くなるが、その大部分は太陽エネルギーを利用した発電技術によるものになるだろう」と述べました。
50年後の世界人口は現在の1.5倍の92億人に達すると予想され、新興国の経済発展もあって電力需要は莫大に増加すると思われます。資源を巡る争いに終止符を打つためにも、日本の技術力に期待したいです。
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