重油を燃料とする従来船よりも、CO2排出量を20~25%削減できるといいます。窒素酸化物(NOx)を約80%、硫黄酸化物(SOx)はほぼ100%削減できます。2015,2016年にかけNOx、SOx規制が世界的に強化されることから、先行して開発しました。
現在、LNG燃料船はLNG燃料の供給基地が少ないことから、ほとんど運航していませんが、今後は北欧、東南アジアを中心に供給基地が整備される見通しで、需要の拡大が見込まれています。IHIでは、LNG燃料化を進めるほか、他社にもLNG燃料船用のエンジンや燃料タンクを売り込む予定です。
国内の造船業界は歴史的な円高で、中国や韓国のメーカーとの競争が厳しさを増しており、造船各社の生き残りをかけた技術競争が本格化しています。
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