米政府は16日、軍事分野や民間の輸送部門での活用を想定した次世代バイオ燃料の増産支援のため、今後3年間で5億1000万ドル(約390億円)を投資する計画を発表しました。
ジェット燃料に混合して使用可能なバイオ燃料などの生産設備の新設や拡充の費用を一部拠出します。オバマ大統領が進めているバイオ燃料で飛ぶ「グリーン戦闘機」の導入などを加速させる考えです。
政府による投資は、民間のプロジェクトを後押しする形で実施され、民間投資の呼び水役を目指しています。対象は、トウモロコシなど食用の穀物ではなく、木くずや作物の非食用部分を原料とした次世代バイオ燃料の開発や増産プロジェクト。オバマ大統領は声明で「バイオ燃料は石油など化石燃料への依存を低下させるとともに、国内での雇用創出に重要な役割を果たす」と強調しました。
(時事ドットコム)
「エコな戦闘機」というと少し違和感がありますが、民間航空機の燃料がバイオ燃料に置き換えられるようになれば、温暖化対策の効果としてはかなりのものになります。
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