テレビやラジオ、携帯電話などが送受信している空中の電波の電力を回収するシステムを米ジョージア工科大のチームが開発しました。取り出せる電力はごくわずかですが、センサーを動かしたりすることに使えそうだといいます。
銀の微粒子などを含む液をインクジェットプリンターで吹き付けた紙やフィルムでできたアンテナを使います。テレビ局の電波から数百マイクロワット(電気炊飯器の待機電力の1/1000程度)の電力を回収し、温度センサーを動かすことに成功したそうです。
最終的に熱として捨てられる電磁エネルギーを活用するというアイデアで、日本の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などの助成で東京大学と共同で研究を進めてきたチームは「身の回りにエネルギーはいくらでもあるが、これまで誰も取り出せなかった」ということです。
(朝日新聞)
直ちに省エネにつながるものではないと思いますが、将来エネルギー伝達の方法として活用が進みそうですね。
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