エコポイント復活検討

エコポイント.jpg 政府は、原子力発電所の再稼働の遅れで懸念される今冬以降の電力不足対策として、省エネ家電の普及を後押しする「家電エコポイント制度」を復活させる検討に入りました。

 今月中にまとめる当面の電力需給対策に盛り込み、2011年度第3次補正予算案に必要経費を計上する方向で調整します。

 エコポイント制度はリーマン・ショック後の景気対策として2009年5月に始まり、今年3月末に終了しました。一定の省エネ基準を満たしたエアコンや冷蔵庫、薄型テレビの購入者が商品券などに交換できるポイントがもらえましたが、今回はLED照明など、より節電効果の高い製品を対象にする方向です。

 玄葉国家戦略相は15日の閣議後記者会見で「エコポイントも(節電に向けた)具体策の一つです。3次補正(予算案)での制度設計を考えている」と述べました。

 しかし、前回はテレビなど数万円以上の商品だけが対象だったのに対し、LEDの販売価格は数千円程度と安価です。製品の販売単価に対する政府側の事務手数料負担が重くなり、費用対効果を疑問視する声もあるようです。対象商品に左右されますが、前回は6000億円程度に達した財源の確保も課題になりそうです。

読売新聞

エコポイントも良い取り組みと思いますが、被災地産商品に「ハートポイント」みたいな制度も、国民が復興に向けてひとつになれるいい政策ではないでしょうか。

 

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このページは、green plusが2011年7月20日 22:06に書いたブログ記事です。

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