サウジに原発並み太陽光発電所 東大、シャープなど計画

OSK201107110167.jpg 東京大学やシャープなどが、サウジアラビアの砂漠で大規模な太陽光発電システムの実証実験に乗り出します。

 原子力発電所1基分にあたる100万キロワットの出力容量を持つ発電所を5年後をめどに完成させ、同国の主力エネルギー源としての活用を目指します。

 変換効率の低さが課題だった太陽光発電で、今回の実証実験では効率の高い発電装置を導入。従来よりも規模を格段に大きくすることで、原子力発電に見劣りのしない主要なエネルギー源として存在感を高められるかが注目されます。

 東大は来月、原子力と自然エネルギー政策を統括する政府系の研究機関「アブドラ国王原子力・再生可能エネルギー都市(KACARE)」と覚書を締結。シャープやプラント大手の日揮などが技術協力します。

 東大とシャープはこの分野で以前から共同研究に取り組み、エネルギーを電力に変える変換効率で世界最高水準の42.1%を集光型の発電装置で達成しました。

朝日新聞

いくら日照条件が良くても、発電した電力を地球の裏側までは送電はできないと思っていましたが、電力で水素を作り、液化して運ぶという計画もあるそうです。

中東は石油が枯渇しても、なお21世紀のエネルギー市場を席巻するのでしょうか。

 

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このページは、green plusが2011年7月13日 19:10に書いたブログ記事です。

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