川崎汽船、LNG燃料の貨物船開発へ CO2は4割減

LNG船.jpg川崎汽船は25日、液化天然ガス(LNG)を燃料とする貨物船の開発を始めたと発表しました。

重油を燃料とする従来型よりCO2排出量が4割減る見込み。LNGのみを燃料とする貨物船は世界初といいます。

 川崎重工業などと共同開発し、2015年にも欧州域内の自動車運搬船として導入する計画で、全長約143m、載せられる貨物は約5千トン分で、普通車が約2千台積めるそうです。

 建造価格は明らかにしていませんが、重油を燃料とする船と比べて「2倍はかからない」といいます。重油が高騰する一方で、LNGの価格は安定しており、採算がとれると判断したようです。

 (朝日新聞

 貨物船は一般的に「バンカー重油」と言われる質の悪い重油を燃料としており、CO2だけでなく排出ガスに含まれる有害物質による大気汚染が指摘されています。

 世界的に沿岸海域を航行する船舶のバンカー重油の使用を禁止する動きもあり、この分野でも日本の技術力に期待したいですね。

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このページは、green plusが2011年7月26日 23:16に書いたブログ記事です。

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