「仕事しながら省電力改修」 鹿島まずは自社50%削減

鹿島は、仕事をしながらオフィスビルなどの省エネルギー化工事をする「居ながら改修」の事業化を目指しているそうです。今は工事中に仕事ができないとして、省エネ改修が進みにくいとのこと。

8月、東京都内の自社ビルで省エネルギー化工事をして、CO2の排出量を改修前の半分、(空調システムで14%、センサーで11%、電力の効率管理で21%、社員の努力で4%)に減らすそうです。夏休みの9日間で工事を終わらせ、仕事に支障がないようにするそうです。

鹿島建設は「仕事の生産性を損なわずにどこまで省エネを達成できるのか。自社ビルを使って、そのバランスを探るねらいがある」と話します。

 今回は約500平方メートルを改修、太陽光発電を効率よく使うために室内にリチウムイオンバッテリーを 設置するほか、コンピューター管理で電力使用量を平準化したり、ピーク時の消費電力量を落としたりする。また、センサーで職場の人数を感知し、人員の密度 に応じた空調と照明にするそうです。

鹿島建設

色々やるなぁとプレスリリースを見ていましたが、総工費はNEDOの費用含めて、総額1.8憶円というのでびっくりです。自社の施工はアンテナ的にやるとしても、実際事業化するのに、オフィス500平米のCO2半減に1.8憶円負担する企業はまずないでしょう。


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このページは、green plusが2011年7月25日 18:30に書いたブログ記事です。

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