カナダ中西部・サスカチュワン州エステバンにあるバウンダリーダム火力発電所で世界最大規模の炭素回収・貯留(CCS)プロジェクトが承認されました。
総事業費は12億4000万ドルで、施設の建設は間もなく始まり、2014年に稼動を開始する予定です。
プロジェクトを承認したサスカチュワン州政府によると、施設の稼動により、乗用車約25万台が排出する年間の温室効果ガスに相当する約100万トンのCO2排出量が削減できるとみられています。
カナダのエンジニアリング企業SNC ラバリンが設計、調達、建設を請け負い、英蘭石油大手シェル傘下のカンソルブがCO2回収システムを供給します。 (ecool.jp)
日本の年間CO2総排出量が12億トン程度ですから、この施設が1200基あれば日本が排出したCO2を全て回収できるということになりますね。