セネガルの首都ダカールで1日から開催されていたアフリカ開発会議(TICAD)閣僚級フォローアップ会合は2日、アフリカでの地球温暖化防止と持続可能な開発・成長の両立を目指す中長期的な戦略を2012年中に日本とアフリカ各国が策定することで合意したとの共同声明を発表して、閉幕しました。
同戦略策定は2日の会合で高橋千秋外務副大臣が提案しました。副大臣は「日本の省エネ・環境分野の技術が活用できる」と述べ、日本の官民が連携してアフリカの温暖化対策に取り組む方針を示しました。
同会合は東日本大震災の後、日本が主催した初の大型国際会議となります。震災にかかわらず、アフリカ向け政府開発援助(ODA)倍増などの公約を履行すると日本が表明したことについて、アフリカ各国からは評価の声が上がりました。
(産経ニュース)
環境面に配慮した持続的なアフリカの成長を期待しています。