沖縄電力、沖縄本島に風力発電設備 2013年運用開始へ

 沖縄電力は6日、沖縄本島北部の大宜味村(おおぎみそん)に、風力発電の実証研究設備を建設すると発表しました。

 CO2削減など環境対策の一環で、実現すれば同社が沖縄本島で稼働する初の本格的な風力発電施設となり、2013年4月の運用開始を予定しています。

 敷地は大宜味村の村有地約2万平方メートルを確保し、2000キロワット級の風車2機を設置します。風車メーカーはこれから選定する予定で、蓄電池併設型の設備にし、天候などによる出力のばらつき抑制などの実証試験を重ねて本格運用を目指します。

  風力.jpg事業費は公表していませんが、内閣府の2011年度沖縄担当部局予算から、沖縄県を通じて費用の3分の2の補助を受けます。

 年間発電電力量は約800万キロワット時で、一般家庭約2200世帯分にあたります。石炭火力などから風力に置き換えることで、年間のCO2排出量を約7000トン削減できます。

 沖縄電力は過去にも沖縄本島南部の宜野座村(ぎのざそん)で風力発電を稼働させた実績がありますが、現在は本島に風力発電設備はなく、今回の計画が実現すれば、初の本格風力発電設備となります。

産経ニュース

浜岡原発も止まるようですし、今後この流れが加速化しそうですね。

 

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このページは、green plusが2011年5月 9日 16:04に書いたブログ記事です。

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