企業間や国家間で行われている温室効果ガスの排出取引を市民レベルで行う試みとして、参加者の環境意識を高め、取り組みの効果や課題を探り、次の施策に生かすのが狙いです。
また、参加者は毎月家庭に届く「お知らせ」から、電気・ガスの使用量を前年と比較。CO2削減量は、電気1キロワット減につき約0.3キロ、都市ガス1立法メートル減につき約2.3キロで換算。1世帯で年間300~500キロ程度の削減を目指します。
近所同士やサークル、職場などのグループで楽しく地道に取り組むことで、相乗効果も狙っています。期間中は協議会メンバーとの勉強会を4回程度開く予定で、削減方法などを共に考えていきます。協議会事務局によると、グループで年間を通じた社会実験は国内初だそうです。
グループを作ることも出来るので「興味のある人は気軽に参加してほしい」と協議会は呼び掛けています。グループ募集は21日~6月20日。問い合わせは奈良市環境政策課まで、とのことです。
(毎日jp)
たとえわずかでも、このように何らかのインセンティブがあるとモチベーションが上がり、楽しく省エネができそうですね。効果を期待できるのではないでしょうか。