NPO法人環境エネルギー政策研究所は、東日本大震災後、電気やガスのライフラインの復旧が遅れている被災地を支援するために、「つながりぬくもりプロジェクト」を開始しました。
本プロジェクトは自然エネルギーを活用し、被災地に電気、お湯、お風呂を届けるというものです。太陽光・太陽熱・バイオマスの3つのエネルギーによる支援を設け、寄付を募ります。太陽光発電は、35万円あれば、照明やテレビなどの家電製品を動かす最低限の電力が賄える1kWシステムを避難所や診療所、仮設住宅などに設置できます。
また、太陽熱温水器は、30万円あれば1ヵ所に設置できます。温水器を直接地面に置き、太陽熱で温めたお湯を皿洗いや洗濯に役立ててもらう計画です。
バイオマスによるエネルギー支援では、簡単に作れる「薪かまど」でお湯を提供するそうです。さらに、100万円あれば「移動薪ボイラー車」による巡回風呂サービスが提供できるとの事。本プロジェクトには、岩手・木質バイオマス研究会やエナジーグリーン、WWFジャパン、バイオマス産業社会ネットワークなども協力するとの事です。
(環境ビジネスjp)
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