再生可能エネルギーへの取り組みで知られるスペインの3月の電力供給で、風力発電の占める割合が前年同月比5%増の21%に達し、初めて最大の供給源になり、同国の送電網管理会社が31日に発表しました。
太陽光や水力を含む再生可能エネルギー全体の割合は42.2%で、こちらは前年同月の48.5%より減少しました。他の供給源の割合は、水力17.3%、太陽光2.6%、原子力19%、石炭火力12.9%などとなっているスペイン風力発電協会によると、同国の3月の風力発電量は、ポルトガル程度の広さの国の電力消費1月分をまかなえるといいます。ホセ・ドノソAEE会長は、「この歴史的な成果は、風力が自然のクリーンなエネルギー源である上に競争力もつけており、スペインの300万世帯に供給する能力があることを示している」と語ったそうです。
(AFPBB News )
日本においても再生エネルギーについての議論が高まっています。今後この分野で世界をリードできるような国家的な取組を期待したいです。
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