二酸化炭素(CO2)排出削減に取り組む一般法人「カーボンゼロ四国」(高松市)などは、高松市の印刷工場が排出するすべてのCO2を、同法人を通じたCO2排出枠取引(カーボンオフセット)でゼロとする取り組みを始めた、と発表しました。四国経済産業局によると、全国初の試みといい「エコ印刷工場」として紹介していくようです。
高松市の印刷会社「タムラ印刷」。今年1月分から、工場稼働のための電気使用と営業車の運行で排出したCO2を、同法人が所有するクレジットを1トン約1200円で購入することで削減します。削減量は年間約110トンになるといいます。同社は「社員20人ほどの中小企業でも国内クレジット制度を使って環境配慮型ビジネスができるという事例になれば」としています。
また、四国経産局は、制度や同法人の取り組みを紹介する「四国地域国内クレジット制度活用ガイドブック」を3000部発行。同社工場で印刷した「エコ印刷物」といい、四国4県の役所や商工団体などで配布しています。
(毎日JP)
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