地球温暖化防止で負担してもよい金額は月「2856円」。ミツカン水の文化センター(東京都中央区)が行った水にまつわる生活調査で、こんな結果が出ました。
調査は、主に首都圏、京阪神、中京圏に住む20?60代の男女1500人にインターネットで実施しました。
それによると、「地球温暖化ストップのために払ってもよい金額」を月額で聞いたところ、1千?2千円未満が33%で最も多く、次いで5千?1万円が27.8%と二極化の傾向がみられたようです。平均は月額2856円で、「0円」との回答も11.5%ありました。
「100年後の水をとりまく環境」について、複数回答で予測を聞いたところ、「環境税が導入されている」(37.2%)、「水道料金の高騰」(31.9%)と家計への負担増のイメージが先行。そんな中、「水処理技術の進歩で海水が飲める」(24.5%)が3位に入ったそうです。
この記事から、やはりまだまだ地球温暖化は他人事だと思っている人が多くいるのではないかなと考えてしまいました。人間がほとんど要因となり、自分たちで引き起こしている地球温暖化なのにも関わらず、私たちが改善していかなくてはいけないのに"エコ"という言葉だけが独り歩きしてしまっているのが不安に感じます。
<産経新聞>