日本ガス協会によると、エコジョーズは給湯器からの排ガスに含まれる熱を再利用し、効率よく湯を沸かす仕組みの機種。家庭用機種(35万~45万円)で年間1万円超のガス代の節約、約1割の二酸化炭素削減になり、約160万台が普及していると言います。
エコキュートは外気の熱を利用した給湯システム。安い深夜電力を利用することで「風呂と給湯にかかるコストは月1千円で済む」(東京電力)としています。価格帯は家庭用で70万~90万円。225万台が普及しているそうです。
どちらも1台につき2万~4万円を補助する制度があるが、9月末で終了するため、来春から住宅版エコポイントの対象に加えることで、引き続き普及を後押しするようです。
エコポイント制度の導入によってエコ商品・住宅への意識啓発を促し、同時に経済の活気にもつながっていけば経済を主体とした環境問題への取り組みがより積極的になっていくと思います。エコポイントや住宅エコポイントをきっかけに、環境問題改善のために新しい諸経費を投資するのではなく、私たち市民が自らの行動で環境に優しい社会を作っていければと思いました。