三洋電機は太陽電池で起こした電力を蓄電池にためるスマートエナジーシステム（SES）を使い、電力を安定供給する実証実験を米国で始めるとのこと。
雲の位置を 予測する技術を持つカリフォルニア大学サンディエゴ校（UCSD）と提携、太陽電池の出力が急激に落ちても停電しないシステムの開発を目指すそうです。
雲の位置を 予測する技術を持つカリフォルニア大学サンディエゴ校（UCSD）と提携、太陽電池の出力が急激に落ちても停電しないシステムの開発を目指すそうです。
電力供給が日本にくらべて安定していない米国では、急に曇るなどして太陽光発電所の出力が落ちると広範囲で電力不足に陥る可能性があります。新システムでは 同校の技術で曇り出す時刻を正確に割り出し、前もって蓄電池から放電を始めて停電を防ぐといいます。
実験は7月1日から3年間。三洋製の太陽電池、リチウムイオン電池、制御装置など3億円相当分をUCSDに提供します。まずはキャンパス内の売店などに太陽電池とリチウムイオン電池を設置して実験し、将来は規模を拡大していくそうです。三洋は2015年度までにSES事業で1千億円の売上高をめざしているそう。(朝日新聞)日本の技術を用いて、電力供給では不安定な面がある米国の弱点をカバーし、安定的な太陽光発電を可能にしていってほしいと思います。
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