東京都立産業技術研究センター(東京都北区、片岡正俊理事長)は、漆と間伐材のみを原料とした100%バイオマスの成形材料を開発しました。
加熱圧縮成形すると、耐久性と環境性能に優れた成形物ができます。漆器の代替品や工業製品として用途を見込むそう。現在日本パレットレンタル(同中央区)と実用化研究を進めており、今年度中に製品化する予定となっています。
漆樹液は酵素の働きで常温硬化しますが、そのほかに高温加熱による熱硬化特性も持ちます。都立産技研は漆と間伐材粉末(植物繊維)を最適条件で加熱・混合し、常温硬化特性が失われた成形材料を作る方法を発見。これを150度程度で加熱圧縮成形すればさまざまな成形品を作り出せるそうです。成形品は天然木に比べ耐久性や耐熱性、耐水性に優れています。
また石油由来材料を一切使用しないため、廃棄時の環境負荷もありません。
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漆樹液は酵素の働きで常温硬化しますが、そのほかに高温加熱による熱硬化特性も持ちます。都立産技研は漆と間伐材粉末(植物繊維)を最適条件で加熱・混合し、常温硬化特性が失われた成形材料を作る方法を発見。これを150度程度で加熱圧縮成形すればさまざまな成形品を作り出せるそうです。成形品は天然木に比べ耐久性や耐熱性、耐水性に優れています。
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