京都市は2010年度から、小水力発電の導入に向けた本格的な調査を始めるそうです。
京都では、05年に観光名所の嵐山・渡月橋の夜間照明用に発電機を数百メートル上流の桂川に設置しており、全国の自治体から見学者が来るとのこと。
市では太陽光発電やバイオマス発電も進めていますが、今後は小水力発電にさらに力をいれ、3本柱で取り組む意向なんだとか。
小水力発電は、比較的発電量が安定し、コストは安く、技術的には古くから確立しているにもかかわらず、地熱発電と同様、国の規制によって普及が阻まれています。
資源エネルギー庁によると日本には3万キロワット以下の比較的小規模な水力発電のポテンシャルが1200万キロワット近くもあるため、一日も早く実効性の高い普及策を講じ、大幅な導入を期待したいです。