自然エネルギー関連の事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソースは8日、全国で初めて自治体に対して「グリーン電力供給サービス」の提供を開始すると発表しました。
このサービスは、ネクスト社が中古の太陽光パネルを利用した太陽光発電システムをリース会社に販売。それをリース会社から借り、太陽光発電を希望するユーザーの建物の屋根も借りて設置。ユーザーから電気代を得て、それによってリース代を支払うしくみです。
今回サービス提供を受けるのは長野県宮田村で、リース会社はJA三井リース。
4月1日の記事「ネクスト社が循環型エネルギー・サービス・ネットワーク構想を発表」の第一号の事例のようです。
同社では、このサービスでは一般的な発電所と同様、電力を供給して対価を得ることから、この発電設備を「宮田村老人福祉センター 太陽光発電所」と名付けて、運営するんだとか。
このサービスは、日当たりのいい屋根があれば比較的簡単に取り組めるので、今後同様の発電所が増えそうです。