自然エネルギー関連の事業を手掛けるネクストエナジー・アンド・リソースは3月18日、「循環型エネルギー・サービス・ネットワーク」構想を発表、本格展開に向けてパートナーの募集を開始しました。
この構想は、ネクスト社が中古の太陽光パネルを利用した太陽光発電システムをリース会社に販売。それをリース会社から借り、太陽光発電を希望するユーザーの建物の屋根も借りて設置。ユーザーから電気代を得て、それによってリース代を支払うしくみです。
ネクスト社は、ユーザーとリース会社のほか、太陽光発電などの施工実績のある工事会社、太陽光発電システムのメーカー、さらに中古の太陽光パネルを回収・再生する企業などのパートナーを募集し、この事業を拡大を図る考えなんだとか。
ネクスト社は2008年にセブンイレブンと共同でこれと似た事業を行っていましたが、今回はネクスト社とユーザーの二社に、さらにリース会社や工事会社などが加わったかたちです。
とても複雑なしくみですが、グリーン電力証書の取引所と、中古太陽光パネル買取・販売事業の二つを運営しているネクスト社ならではの、日本初の取り組みなので、期待したいと思います。