ジャパンエナジーがバイオガソリン販売エリアを77カ所へ拡大

 ジャパンエナジーは4月1日から、茨城県を中心とする関東69ヶ所のJOMOステーションで新たにバイオガソリンの販売を始めました。

 バイオガソリンは、バイオエタノールと石油系ガスを合成したバイオETBEを1%以上の割合で配合したガソリンのことで、CO2の排出量抑制に効果があるとされています。
 これまで同社では、埼玉県3ヶ所、東京都2ヶ所、神奈川県3ヶ所の合計8ヶ所で販売していましたが、4月からは茨城県56ヶ所、千葉県13ヶ所の69箇所を加えた合計77ヶ所での販売となっています。

 バイオガソリンは、導入SSではすべてのガソリンが切り替わっていて、消費者がどちらかを選ぶことができないようです。
 石油連盟によると、バイオガソリンを販売しているSSの数は、3月10日時点で約1200箇所なので、1300ヶ所とし、全国のSSの数を4万7000ヶ所とすると、全体の約2.8%とまだまだ少ないです。環境省などが進めている、ガソリンにバイオエタノールを3%混ぜた「E3」や10%混ぜた「E10」と異なり、混入率を大幅に増やすことはできない分、ぜひもっと多くのSSに広めてほしいと思います。

バイオガソリン販売エリアの拡大について:ジャパンエナジー
バイオガソリンについて:石油連盟

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このページは、ミヤギコウシロウが2010年4月 7日 23:01に書いたブログ記事です。

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