日本コカ・コーラは16日、本体の上部にソーラーパネルを搭載した自動販売機を開発し、2010年3月より順次、本格的な設置を開始すると発表しました。
自動販売機本体の上部に設置したソーラーパネルにより、夜間照明の消費電力量ゼロを実現したほか、LED照明やヒートポンプ機能、ノンフロン冷媒や最新の真空断熱材の使用により、国内No.1の省エネ性能を実現しているとのこと。
2010年には全国で約1500台の設置を目指すんだとか。
夜間照明の消費電力量ゼロというのは新しいですが、自販機の消費電力のうち多くを占めているのは照明よりも冷蔵・保温なので、省エネ効果という点ではそれほど大きくはないと思います。
また、国内No.1の省エネでも、総量が増えればCO2の総排出量も増えてしまうので、ぜひ古い自販機からの切替を進めるのと同時に、費用対効果が少ない自販機については撤去していってほしいと思います。