エコポイントで交換 「全国百貨店商品券」の環境寄付先

 日本百貨店協会では、このほどエコポイントの環境寄付先として、高知県の森林整備(CO2の排出削減)のためのプロジェクトに寄付(クレジットを購入)することとしたそうです。
 全国の百貨店やデパートで使える「全国百貨店商品券」。 エコポイント交換でも、人気の交換商品のひとつとなっています。
 エコポイントで交換できる商品を提供している企業には、環境活動への参加が義務づけられ、エコポイントから交換率に対して0.1%以上の環境活動への寄付が決まっています。
「全国百貨店商品券」の交換ももちろん対象となっています。日本百貨店協会では、いち早くこのエコポイントの環境寄付先を発表しました。
環境省が第一号に認定したオフセット・クレジット(J-VER)である、「高知県木質資源エネルギー活用プロジェクト」のカーボン オフセット(CO2排出量削減)がその対象で、2月末時点でエコポイントから交換済みの約1730万円分、1645t-CO2のオフセットクレジットを購入しています。

 今回このプロジェクトを活用することとした理由は、昨年7月7日から、全国の百貨店で販売したエコバッグ「スマート・クール・バッグ」について、同プロジェクトのオフセット・クレジットを購入し、カーボン・オフセット付きで販売したところ、お客様から大変好評であったこと及び、これを機に、環境省のJ-VER制度の一層の普及促進を図りたいと考えたからだそうです。(日本百貨店協会 プレスリリース)

 国内の森林を整備することによって、国内でのCO2削減効果が生まれ、そこから創出されるオフセット・クレジットが徐々に認知されてきました。
環境配慮型商品が販売実績を上げるなど、一般市民にも環境意識が普及してきていることと思います。こうした流れを受け、国内のCO2削減に大きな貢献をしてくれるであろう、環境省のオフセット・クレジットが今後広く普及されることが望まれます。


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このページは、green plusが2010年3月23日 16:45に書いたブログ記事です。

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