世界初の商用波力発電所と潮力発電所がスコットランド北部に建設されるそうです。
総額50億-70億ポンド(約7000億-1兆円)投じて波力6、潮力4の計10カ所を建設。発電容量は総計120万キロワットに達するとのこと。
スコットランドは、欧州の洋上風力資源、潮力発電資源がともに25%、波力発電資源の10%があると言われているため、英国はこれらの開発にとてもに力を入れています。
現在はまだコストが高いですが、15年には風力発電と同水準になるとの予測もあり、今後は他の国でも建設が進みそうです。
日本も海洋資源には恵まれており、近海だけで原発50基分のポテンシャルがあると言われていますが、残念ながら現在日本はその利用に力を入れていません。しかし、現在東京都が波力発電の開発に向けた検討を進めているので、ぜひ他の環境政策と同様、国をリードしていってほしいと思います。