太陽光で充電、エコなレンタサイクル 東京・世田谷

 太陽光発電システムで電動アシスト自転車を充電し、区民や来訪者に利用してもらう貸し出し拠点を東京都世田谷区が16日、東急田園都市線・桜新町駅近くにオープンさせました。
 一足早く電動アシスト自転車の貸し出しを始めていた小田急線・経堂駅と京王線・桜上水駅近くの2拠点と合わせ、東西に走る鉄道を自転車で南北に結ぶこととなります。3拠点のいずれでも乗り捨てられるそうです。 自転車の利用拡大で二酸化炭素削減の取り組みへの理解を広めるのを狙いとしています。

 桜新町には40台を配備しているそうです。長さ10メートル幅4メートルの駐輪スペースの屋根に太陽光発電のパネルが敷き詰められてます。貸し出す電動アシスト自転車は合計で100台あり、料金は1日300円です。初回利用時にカード作成料など3500円が必要ですが、カードを返すと全額返却される仕組みになっています。

 3拠点の近くには馬事公苑や美術館など見どころも多く、区は「街巡りやこれからの花の季節に、ぜひサイクリングを楽しんでほしい」としているそうです。

 ヨーロッパでは度々見かけられるようになった自転車専用道などの整備ですが、日本ではまだ行われずにいました。しかし、今回のような太陽光発電パネルによる電動アシスト自転車充電というユニークな方法で市民にエコな生活を呼び掛けていくことで、市民にとってはエコを身近に感じやすく、取り組みやすいと思います。太陽光発電パネル、自転車ともに天気に左右されてしまいますが、市民レベルに二酸化炭素削減の取り組みへの理解を広めていくきっかけとしては良いシステムなのではないでしょうか。各地で広がると良いなと思います。

 

太陽光で充電、エコなレンタサイクル 東京・世田谷: asahi.com(朝日新聞社)

レンタサイクルについて: 世田谷区 

 

環境ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。

環境ブログへ

トラックバックURL: http://eicnet.sakura.ne.jp/mt5/mt-tb.cgi/762

このブログ記事について

このページは、Fujiwara Sakiが2010年3月17日 23:16に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「青森の建設3社が飼料作物から作ったバイオ燃料で車両走行実験」です。

次のブログ記事は「東芝ライテック、白熱電球の製造を終了」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

環境ブログ

環境ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。


Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。