石油・ガソリン・ガスなどの販売を手がけるりゅうせきは、ガソリンにバイオエタノールを10%混ぜた「E10」の実証実験を始めるそうです。
同社は現在、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業として、沖縄県宮古島市でE3の実証実験を進めていますが、2010年度からはE10も平行して進めるとのこと。夏をめどに公用車やレンタカーなど40-50台から始めるんだとか。
石油大手が取り組んでいるバイオガソリンは、すでに約1200箇所のSSで取り扱っていますが、E10の実証実験は、2009年11月7日の「大阪府が全国で初めて知事公用車に「E10」を導入」や北海道など一部で、まだ大きな動きにはなっていません。
しかし、CO2の削減効果や将来性はE10のほうが大きいので、ぜひ国にはもっと力を入れて取り組んでほしいと思います。