温暖化ガス削減目標は、90年比で2050年に80%削減という長期目標も掲げています。地球温暖化対策税(環境税)については、11年度からの実施に向けて検討するそうです。政府税制調査会で本格的な議論に入る見通しです。法案には、太陽光などから発電した電力を一定価格で電力会社に買い取らせる、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の創設も盛り込まれました。
鳩山由紀夫首相は、「あらゆる政策を総動員して、国民の皆様と一緒に、進めていくこと」を表明し、数ヶ月前にチャレンジ25キャンペーンが始められました。一方で、どれもすでによく知られ、行われているものも含まれています。多くの人が行う小さな活動も大切ですが、それだけでは補えきれない部分における具体的な政策、25%削減実現に向けた効果的な行動が私たちに提示されることを心待ちにしたいと思います。形だけで終わることがないよう、ここからが新たなスタートだと思いたいです。
温暖化対策法案を閣議決定、90年比25%削減を明記: NIKKEI NET