ナイキは2月26日、今年開催されるFIFAワールドカップで、ブラジル、ポルトガル、オランダをはじめとする9カ国のナショナルチームが着用する、リサイクル素材のユニフォームを発表しました。
日本と台湾で廃棄された1300万本のプラスチックボトルを回収、再生したポリエステルを100%使用しており、1枚のユニフォームに最大8本分のボトルが使われているんだとか。
また、従来より軽量化し、さらに伸縮性も高めているとのこと。
これにより、約25.4トンのポリエステルが有効活用され、新しくポリエステルを作る場合と比べて最大30%の原材料とエネルギーが節約されるそうです。
スポーツ用品メーカーの取り組みとしてはアディダスががんばっていましたが、最近はほかのメーカーにも波及しているようです。
今年のFIFAワールドカップのユニフォームでは、プーマも環境問題の重要性をアピールし、レプリカの売り上げの一部をアフリカの野生動物保護に寄付する取り組みを行っています。
こういったスポーツ用品メーカーの取り組みは、大きな大会や有名選手などを通して、多くの人に伝わるので、啓発効果も期待できそうですね。
ナイキ 2010 ナショナルチーム ユニフォームを発表:ナイキ
国連環境計画&プーマ 国際生物多様性年でコラボ :EICネット