環境省は19日、グリーン家電の購入により様々な商品・サービスと交換できるポイントが付与される「家電エコポイント制度」を、4月1日から改善すると発表しました。
具体的には、家電購入の期限を今年の12月31日まで延長するほか、申請書類の簡略化や、店舗が作成を代行する仕組みの導入、対象製品の省エネ基準の強化、さらにLED照明などの優遇を行うとのこと。
LED照明の他に、電球型蛍光灯と充電式ニッケル水素電池も優遇され、貯まったポイントでこれらの商品に交換する場合には、本来必要な点数の半分で済むんだとか。
これまでの実績では、商品券への交換が多いですが、今回優遇される省エネ型の照明はもともと購入費用を比較的短期間で回収できるうえに、半額で済むので、うまくアピールすれば普及に貢献できるかもしれません。
買い替えではなく新規購入でもポイントが付与され、しかもそのポイントを商品券と交換できるとなれば、環境対策というよりも景気対策という感じでしたが、今回のLED等の優遇には期待したいです。
エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業の改善について:環境省